秋彼岸施餓鬼法要をおつとめしました

 残暑を思わせる秋晴れの中、秋分の日(お中日)に秋彼岸施餓鬼会の法要を厳かに修しました。連休明けながら、多くのお参りをくださりました。

 午前は、本年以前の永代祠堂(えいたいしどう)の御霊、先の戦没英霊を読み上げ、お施餓鬼ご回向をいたしました。

合わせて、当日お供えいただいたお檀家さま・信者さまの先祖回向もいたしました。

 お昼は例年通り、安威地区の尼講さまによる手作りのお弁当を僧俗共にいただきました。

 午後は、新たに永代祠堂として今後毎年ご回向させていただく御霊(新永代祠堂)へのお施餓鬼ご回向をいたしました。

 お施餓鬼の水向けをする施餓鬼台(せがきだい:本堂外に向けて、餓鬼道に苦しむ有縁無縁の精霊に手向ける祭壇)には、幡を立てた白飯・海山の幸を供え、樒の枝でお塔婆に水を手向けます。

 祭壇の桶は、本年、大念寺護持会のご協力のもと、新調いたしました。祭壇の大きさに合わせた完全オーダーメイドによる木桶です。※(株)ウッドワーク・藤井製桶所様 製作