十夜法要(おじゅうや)を厳修

 冷雨のなか、お寺にお集りいただき、み仏さまの徳を讃え、報恩のお念仏をいたしました。法要後、地元在住の落語家の喜怒家哀楽さん(磯村昌宏氏こと)をお迎えし、奉納落語会をしました。本堂は暖かいお念仏と笑いに包まれ、皆さまに楽しい一日を過ごしていただきました。

~十夜(じゅうや)のいわれ~

―もとは、十日十夜のお念仏の集い―

 『無量寿経』に「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれ、その教えを実践したもので、10日10夜にわたり 不断 (ふだん) 念仏を称えて 別時 (べつじ) の念仏を修し、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要であります。

 「奉納落語会」は「素人名人会」にて名人賞を獲得された、

「喜怒家 哀楽(きどやあいらく)」さんこと、磯村昌宏氏より

「落語ってどんなもの?ミニ講座」を開いていただいたあと、

 落語『阿弥陀池』を阿弥陀さまに奉納いただきました。