梵鐘堂(つりがねどう)

※平成30年9月4日の台風21号の猛烈な暴風により、全壊いたしました。

茨木大念寺 つりがね

 現在の梵鐘堂は明治28年(1895)大念寺十九世讃誉玄麟上人のときに安威村の村長であった乾 縫之助氏の発起のもと建立されたものです。

 大念寺の釣り鐘は大昔から安威の村の人々にお昼と夕方の時刻を知らせる鐘として使われていましたが昭和の太平洋戦争の金属類回収令により供出されました。戦後、再びお檀家さんの協力のもと新鋳(日立造船所製作)し現在の釣り鐘に至ります。年末の大晦日の除夜の鐘には近隣の方々が鐘をつきに沢山来られます。