納骨堂(のうこつどう)

本尊:阿弥陀如来坐像 三躯(旧末寺ご本尊)

脇侍:法然上人、善導大師(板御影)

安威 大念寺 納骨堂
仏さまとご先祖さんのご遺骨をおまつりしています。

 本堂の左にある納骨堂は、お檀家さまのご先祖さんのお骨を納めるお堂です。堂内には三体の阿弥陀如来、左右には法然上人、善導大師をおまつりし、棚には三百数十霊のご遺骨をおさめています。

 関西地方では火葬のあと、ご遺骨を大きな「胴骨」と小さな「のど仏のお骨」に分ける習慣があり、胴骨はそれぞれご先祖さんのお墓へ、のど仏のお骨はお寺に納めます(納骨)。そのほか、事情によってお墓を持たれていないご先祖さんのご遺骨のお預かりもこのお堂、あるいは本堂におまつりしています(預骨)。 このようにこれからの時代にも対応可能な「第二のお墓」としての機能も有するお堂です。