秋彼岸永代祠堂施餓鬼会を奉修

9月23日、秋彼岸お中日に恒例の彼岸施餓鬼会を奉修いたしました。

当日は残暑続く良いお天気のなか、檀信徒の皆さまのお参りを賜りました。

施餓鬼供養を通して、これまで代々永代祠堂に列せられる諸霊へのご回向、新たに永代祠堂に列せられる霊位へ一座ずつ丁重にご回向申し上げました。

 

あわせて、当日ご参詣・事前に御本尊へお供えくださいました各施主家の先祖代々霊位への彼岸のご回向をさせていただきました。

施餓鬼会の主旨でもある、餓鬼道衆生・三界万霊への施しの供養壇(施餓鬼壇)です。外の庭に向いて設えます。

毎回、季節の野菜(山の物)・昆布(海の物)・白飯を木桶に盛り、それぞれに幡を立てます。

僧侶と参詣の方々には変食陀羅尼を誦して樒の枝葉で餓鬼壇の塔婆に水を振りかけ、仏さまの加持を願って外庭に集まる諸霊へ捧げます。

永代祠堂をはじめ檀信徒のご先祖様は堂内の回向壇にお祀りされ、お施餓鬼の功徳を回向いたします。

赤い彼岸花が境内の土手に咲くなか、あまり球根株が増えませんが白い彼岸花もきれいに咲いてくれました。